夏になると、普段はしないペディキュアをする方もいるでしょう。
もちろん、普段からネイルで楽しんでいる方もいらっしゃると思います。
ネイルをオフするときには、除光液(リムーバー)が必要です。

除光液を買うときにノンアセトンと書いてありました。ノンアセトンってなんですか?

除光液の成分には種類があり、アセトンタイプとノンアセトンタイプがあるんですよ。今回はアセトンタイプとノンアセトンタイプの違いを解説します!
アセトンタイプの除光液(リムーバー)とは
アセトンはマニキュアやジェルネイルの除光液に多く含まれている成分で、物質を溶かす性質をもっています。
アセトンが入っているかどうかやアセトンの量で、ネイルを落とす強さや時間が変わってきます。
アセトンが入っていると、ネイルをしっかり落とせるのがメリットえすが、油分を必要以上に取り除いてしまうため、爪が黄ばんだり、乾燥したりするデメリットがあります。
ノンアセトンタイプの除光液(リムーバー)は
ノンアセトンタイプの主成分は、酢酸エチルや炭酸プロピレンです。
アセトンタイプよりも作用がマイルドなため、爪や皮膚への負担が少ない傾向にあります。
とはいえ、酢酸エチルや炭酸プロピレンには刺激臭があり、目や皮膚に刺激を感じることがあるので、使用する際は注意しましょう。
アセトンタイプの除光液(リムーバー)を使用する注意点
アセトンタイプの除光液を使用する際には、以下の点に注意しましょう。
しっかりと換気をする
アセトンを長時間すると、目の痛みやめまい、吐き気などを感じることがあります。
使用する際には必ず換気を行いましょう。
火気厳禁
アセトンには強い引火性と高い揮発性があります。
アセトン使用中に料理をしたりタバコを吸ったりするのは危険なので止めましょう。
使いすぎない
アセトンは使いすぎると爪や皮膚にダメージを与えます。
爪が黄ばんだり、割れたり、二枚爪になったりすることも。
また、アセトンを吸い込みすぎると、喉の痛みや頭痛、気管支炎を発症する恐れもあるので注意が必要です。
まとめ
ネイルをオフするために欠かせない除光液ですが、使用方法を守り、安全に使うことが大切です。
簡単にネイルオフできるときはノンアセトン、しっかりしたジェルネイルなどを落としたいときはアセトンを使うなど、使い分けもおすすめです。
コメント