毎日の暮らしのなかで、植物とのふれあいを大切にしたい人は多いもの。
しかし手間のかかる植物を育てる時間がなかったり、植物を育てるのが苦手で枯らしてしまったりする人もいますよね。

私も植物を育てるのがとても苦手です……!

そんな人にぜひおすすめしたいのが、コケリウムです!
今回はコケリウムとは何か、コケリウムに必要な材料や作り方、キット商品をご紹介します。
コケリウムとは?
コケリウムは「コケ」と「テラリウム」の造語であり、瓶や器に小さな箱庭を作るものです。インテリアにぴったりな現代の盆栽といえるかもしれません。
水槽に植物を植えてジャングルのような環境を作るアクアテラリウムから発生したといわれており、生き物を入れないので、アクアテラリウムよりも簡単に楽しめるのが魅力です。
動物の飼育が苦手な人でも、コケリウムは気軽に管理できるので注目されています。
コケリウムに必要なものは
まずは、コケリウム作りに必要なものを用意しましょう。
コケ
コケリウムの主役はなんといってもコケです。
コケにはいろいろな種類があるので、育てやすさや見た目で選ぶとよいでしょう。レイアウトを考えておくと失敗しません。
コケリウムに人気なコケは、以下の通りです。
* ヒノキゴケ
* コツボゴケ
* ホウオウゴケ
* タマゴケ
* ムチゴケ
土
コケリウムには専用の土が販売されています。
土を殺菌処理したものなどもあり、虫の心配がないのが魅力です。
容器
コケリウム用の容器も販売されていますが、家にある容器などを使っても構いません。
入り口が狭いものは作りにくいので注意が必要です。ふたがついているものは乾燥が防げるのでおすすめ。
インテリアの一部になるようなおしゃれなものを選びたいですね。
砂・石・流木
砂や石、流木などは必ずしも必要なものではありませんが、レイアウトを作るときに役立つアイテムです。
土の上に白い砂を敷いたり、立体感を作るために石を入れたり、ナチュラルでユニークな流木を入れたりすることで、自分のお気に入りの空間を実現できるでしょう。
ピンセット・スプーン・霧吹き・ハサミ
ピンセットやスプーン、霧吹き、ハサミは、コケリウムを作るために必要なアイテム。
ピンセットはコケをつまむために、スプーンは土を入れるために使います。霧吹きはコケを育てる過程で使い、ハサミはコケの手入れに必要です。
ピンセットやスプーン、ハサミなどはコケリウムの下の方まで入るように長めのものを用意するといいでしょう。
コケリウムの作り方
ここでは、コケリウムの作り方をご紹介します。
1 容器に土を入れる
土はまっすぐに敷いても斜めに敷いても大丈夫です。
2 土の上に石や流木を置く
設置をしたら全体的に水をかけて湿らせましょう。
3 コケを設置する
設置する前に霧吹きでコケを湿らせ、小さめのサイズに分け、丁寧に植え込んでいきましょう。コケが長ければハサミではカットもしても◎。
4 砂を入れる
砂を使う場合は、空いたスペースに砂を敷きます。
5 霧吹きをかけて完成
出来上がったら全体に霧吹きをかけて湿らせましょう。
コケリウムのおすすめキットをご紹介

「コケリウムの材料を一から用意するのは大変!」という方は、キットを購入して作るのがおすすめですよ♪
まとめ
おうち時間を楽しむためには、家の中のインテリアも大切です。
自然のあふれる空間は心を癒やしてくれますよね。植物を育てたいけれど枯らしてしまう人や、手入れが簡単なものを選びたい人には、コケリウムがぴったり!
自分が作った世界で一つだけのコケリウムは、毎日の暮らしに楽しみを与えてくれるでしょう!ぜひ挑戦してみてください♪
コメント