フルートは大人の趣味にぴったり!初心者の楽器選びもご紹介

趣味

子どものころにピアノを習っていた方、音楽経験はないけど楽器をしてみたい方にぴったりなのが、フルートです。

管理人
管理人

ピアノやバイオリンは子どものころから習うことが推奨される傾向にありますが、管楽器は大人からでも始めやすいんですよ。
(※ピアノやバイオリンも大人からでも習えます。)

今回おすすめするのは、見た目も音色も美しいフルートです。

なぜフルートが大人の趣味にぴったりなのかを解説し、そのあとに初心者の楽器選びについてもお伝えします。大人からの趣味としてフルートを考えている人は、ぜひ参考にしてください。

大人の趣味にフルートがおすすめの理由

フルート
ここでは大人の趣味にフルートがおすすめの理由を5つご紹介します。以下について解説するので、ぜひ参考にしてください。

◆ 楽器の値段がリーズナブル
◆ 一人で楽しめる
◆ 持ち運びがしやすい
◆ 楽器教室がある
◆ 家でも吹ける可能性がある

楽器の値段がリーズナブル

楽器の値段は高額なものが多く、種類によっては初心者用でも20万以上のものもあります。
もちろん、リコーダーやオカリナなどフルートよりも低価格なものもありますが、吹奏楽やオーケストラで使用する楽器の中では、フルートは手の届きやすい楽器です。

楽器によっては初心者から高級なものを使うことを推奨しているものもありますが、フルートは一概にそうとは言えません。

フルートは楽器の種類によって、洋銀や銀、金、プラチナ、木など、材質がさまざまです。
そして、初心者には最も低価格な洋銀や頭部管銀製が吹きやすいといわれています。
(※初心者から銀や金の楽器を使うことも可能です。)

フルートメーカーにもよりますが、初心者用の楽器は10万以内〜20万程度で購入できます。
ちゃんとした楽器メーカーのものでも中古の場合は5万以内で購入できる場合もあります。

一人で楽しめる

「楽器をしたいけど、一緒に演奏する人がいない」という人もフルートなら問題ありません。
なぜなら、フルートはメロディーを吹いて楽しめる楽器だからです。

伴奏の楽器だと一人では楽しめない可能性がありますが、フルートは一人で吹いても楽しさを味わえます。もちろん、フルート同士や他の楽器とアンサンブルを楽しむことも可能です。

持ち運びがしやすい

ピアノは持ち運びができませんが、フルートは小さいため持ち運びしやすいのが魅力です。
持ち運べる楽器でも大きいものは移動が大変ですよね。でもフルートならそんな心配はいりません。

誰かとアンサンブルをする場合はもちろん、レッスンにも自分の楽器を持っていけるのがポイントです。

楽器教室がある

ピアノ教室ほどではありませんが、フルート教室は比較的楽器教室が多いです。多くの大手の楽器教室にはグループレッスンや個人レッスンが用意されています。ただし、個人教室は数が限られており、探すのに苦労する可能性もあるでしょう。

家でも吹ける可能性がある

楽器の種類によっては音が大きくて家で演奏できない可能性があります。しかし、フルートは住まいによっては吹ける場合もあるんですよ。

ただし、音はかなり響くので近隣と家が近い場合や都会に住んでいる場合はできないケースもああります。そのような場合は楽器店の音楽室やカラオケボックスでの練習をおすすめします。

初心者に向いているフルートの材質は?


前述しましたが、フルートは洋銀や銀、金、プラチナ、木などの材質でできています。ここでは、一般人でも持っていることの多い洋銀や銀、金について解説します。

洋銀

管楽器の材料としてよく使われています。銀は含まれておらず、銅と亜鉛、ニッケルの合金です。基本的に銀メッキを施します。

吹奏感が軽く、よく鳴る楽器として初心者に選ばれます。息の抵抗感も少ないため、肺活量が心配な人にも良いでしょう。しっかりしたメーカーのフルートを選べば、洋銀でも良い音を楽しめます。

金額は10万以内〜20万程度です。

最もフルートらしい音が出るといわれています。やわらかい音で、音色の変化がつけやすいです。銀の純度は商品によってさまざまで、純度が高いほど高級な楽器になります。メーカーによって銀メッキの有無は異なります。

フルートでは全部が銀のものだけではなく、リッププレートのみ銀、頭部管が銀、キイ以外が銀の管体銀のものがあります。銀の割合が増えると値段も高くなります。すべてが銀製のものは中級者以上やプロが使用していることが多いです。もちろん、初心者からでも使うことはできます。

リッププレートや頭部管のみ銀製のものは10万程度から購入できますが、すべて銀製のものは50〜100万以上と幅広い価格帯になっています。

金のフルートは5K、7K、9K、14K、18K、24Kなど、金の純度がさまざまです。純度によって音色や吹奏感が異なり、上級者やプロが愛用していることが多いでしょう。値段も100〜500万以上となるため、初心者向けとは言い難いです。

初心者におすすめのフルートをご紹介!

ここからは、初心者におすすめのフルートを3メーカーからピックアップしてご紹介します。

ここで紹介するフルートは壊れた際にも楽器屋さんで修理対応してもらえるものです。インターネットで安価で売っているフルートはおもちゃのようなものであり、修理や調整をしてもらえず使い捨てになる可能性があるのでおすすめしません。

YAMAHA(ヤマハ)スタンダードシリーズ


YAMAHAのスタンダードYFL-212とYFL-312が初心者におすすめ◎
212は洋銀でできており、10万以内で購入できるため、始めの1本に選ぶ人が多いです。フルートを選ぶときによく最低でもヤマハの楽器といわれますが、それがこの1本と考えられます。

312は頭部管のみ銀製になっており、その分212よりも吹きやすい傾向です。買い換える予定がなく、ずっと同じフルートを使い続けたい場合は、YFL-212よりYFL-312が最適です。

管理人
管理人

ヤマハは個体差が少ないといわれるので、最初の1本として選びやすいメーカーです。ちなみに管理人も1本目はYFL-312を使用していました。

PEARL(パール)スチューデントモデル



PEARLのスチューデントモデルもよく初心者に選ばれています。PF-525はリッププレートとプレートを支える台座に銀を使用しており、初心者にも吹きやすい設計を採用。PF-665Eは頭部管が銀製になっている商品です。

PF-525は10万円以内、PF-665は13万弱となっており、前述したヤマハのモデルと同等の価格帯です。

MURAMATSU(ムラマツ)EX

日本でも世界でも通用するフルートメーカーであるMURAMATSU。EXは頭部管銀製ですが、ハンドメイドで作られています。初心者モデルですが20万以上の価格です。ただし、買い替えずにずっと使いたい人ならば、この1本を選んでおくのもおすすめです。

管理人
管理人

EXではありませんが、管理人は2本目としてMURAMATSUのフルートを使用しています。

中古の楽器を選ぶ際の注意点

楽器は一生の趣味になりますが、続けるのがむずかしくて挫折する人の多い趣味でもあります。そのため、新品ではなく中古で楽器を探す人もいるかもしれません。

中古の楽器とは相性もあり、ほしいときにうまく出会えるかどうかはわかりません。しかし、フルートは中古を使用する人も多くおり、よい楽器に出会えたら中古でも十分だと考えられます。

中古の楽器には癖があるという人もいますが、科学的には証明されていません。ただし、オーバーホールという修理をしていない場合は、力加減など使っていた人の癖がついている可能性は十分に考えられます。

フルートは金属部分以外には将門品の部分もあるため、中古の商品を購入する際にはしっかり調整されているものを購入するようにしましょう。

初心者モデルでも購入してからオーバーホールが必要になると5〜10万円ほど修理代がかかる可能性があります。レッスンに通う場合は先生に相談してから購入すると安心ですよ。

まとめ

フルートにはさまざまな材質があり、価格にも差があります。金額の高い良いものを買えば大丈夫だと思うかもしれませんが、フルートの場合は低価格のほうが吹きやすい場合もあるので注意が必要です。

初心者は高い楽器を始めから買うのではなく、慣れてきてから自分の好みのフルートに買い換えるのがよいでしょう。

この記事では大人の趣味にフルートがおすすめな理由やフルートの種類、初心者におすすめのフルートをご紹介しました。ぜひ記事を参考にして、自分にぴったりなフルートを選んでください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました